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RUNTEQ(ランテック)はやめとけ、卒業就職できない評判の真相

RUNTEQ(ランテック)はやめとけ、卒業就職できない評判の真相【2025年4月】

RUNTEQ(ランテック)はやめとけ、卒業就職できない評判の真相 メニュー

  1. 社会人におすすめできないプログラミングスクール RUNTEQ(ランテック)
    1. RUNTEQ(ランテック)の評価
    2. 運営会社RUNTEQについて
    3. プログラミングスクール プログラミングスクール RUNTEQ(ランテック)の詳細説明
    4. プログラミングスクール RUNTEQ(ランテック)就職できた卒業生インタビュー
    5. プログラミングスクール RUNTEQ(ランテック)の就職先企業
  2. 現役エンジニアや新卒はどのように学んでいるか?
  3. Python、Ruby、PHPの特徴
  4. Cobol、C++、Javaの特徴
  5. 「Ruby」を教えるのは簡単だが「Javaは難しい」

社会人におすすめできないプログラミングスクール RUNTEQ(ランテック)

RUNTEQ(ランテック)はやめとけ、卒業就職できない評判の真相

プログラミングスクール プログラミングスクール RUNTEQ(ランテック)の詳細説明

プログラミングスクール RUNTEQ(ランテック)
公式サイトhttps://runteq.jp/
料金(税込)と受講期間Webマスターコース(5~9ヵ月間):550,000円
就業実績就職実績公開なし。就業率不明。
受講条件18歳以上
学習形態(場所)配信型(動画)※教室なし
学習形態(学び方)自己学習形式
受講期間9ヶ月 期間終了後はサービスも終了
時間24時間
言語Ruby
データベース不明 ※Oracleではない
OSLinux
その他スキルRails、HTML、CSS、JavaScript、Git、Git-flow Docker、開発工程、サーバー、ネットワーク、クラウド
無料カウンセリング対面なし。オンラインあり(Google Meet)。
無料体験レッスンなし
学習サポート体制対面なし。Zoomなどのリアルタイム双方向なし。AIチャットあり。対人チャットあり(平日11:00~22:00、休日10:00~18:00、水・祝日休み)。質問フォームあり(回答遅い)。
就職支援模擬面接なし。就職支援なし。
返金保証なし
その他チャットで毎週の学習振り返りを実施。
専任キャリアトレーナーと毎月マンツーマンの面談を実施。
交流会やイベントを定期的に開催。
運営企業株式会社RUNTEQ - 企業情報

プログラミングスクール RUNTEQ(ランテック)就職できた卒業生インタビュー

プログラミングスクール RUNTEQ(ランテック)就職できた卒業生インタビュー
年齢/性別履修期間前職/雇用形態学歴就職先企業給与業務内容インタビューページ
20代 女性2024年1月~2024年10月金融機関(社員)大卒不明不明バックエンドエンジニア金融機関の営業職からWebエンジニアへ転職
20代 女性2024年1月~2024年10月国家公務員(税関)不明不明不明不明国家公務員(税関)から自社開発のバックエンドエンジニアへ
40代 男性2023年10月~2024年7月製薬会社(社員)大卒不明不明データ分析、DX人材育成支援、研修企画、生成AI社内活用MR・人事を経てデータサイエンティストへ
20代 男性2023年4月~2024年1月証券会社(社員)大卒Web系自社開発企業不明保守・運用・新規機能開発証券会社の営業から自社開発のWebエンジニアへ
不明 男性2023年4月~2024年1月印刷会社(社員)不明不明不明バックエンドエンジニア自社開発企業のフルスタックエンジニアへ

プログラミングスクール RUNTEQ(ランテック)の就職先企業

プログラミングスクール RUNTEQ(ランテック)の就職先
企業名事業内容上場非上場資本金従業員数
GMO MEDIAインターネットメディアの開発・運営、ポイントサイト構築支援、コンテンツ制作東証グロース7億6197万円209名
チームラボスマートフォンアプリ開発、WEBサイト開発非上場1000万円不明
SARAHFoodDataBank、SARAH、もぐナビ非上場1億円不明

RUNTEQ(ランテック)とは

キャッチコピーは「何者でもない自分から誇れる自分へ」「超実践型プログラミングスクール」、「専門実践教育訓練給付金制度」の対象だ。

身に付くスキルは「Ruby」「Rails」「データベース」「HTML CSS」「JavaScript」「開発工程」「サーバー」「ネットワーク」「クラウド」「Linux」「プロダクト開発」「Git Git-flow」「Docker」。

現役ベテランエンジニアからのRUNTEQ(ランテック)評価は以下のとおりである。

RUNTEQ(ランテック)の評価

  1. 「RUNTEQを選択する意図不明」
    エンジニア志望でRUNTEQを選択する意図がわからない。


  2. 「サポートが充実していない配信型スクールに価値はない」
    配信型(動画)プログラミングスクールの場合、プログラミングの学習で必ずつまずく(初心者の場合は100%近い確率)。「教室で質疑応答」または「Zoomなどのリアルタイム双方向で質問可能な充実した環境」がないプログラミングスクールは価値がない。

    配信型スクールで充実したサポートがないプログラミングスクールは、乱暴な表現だが「売りっぱなしでオシマイのビジネス」で「雑なプログラミングスクール」と考えてよい。

    配信内容がいかに優れていようが、充実したサポートなしで現場で通用するエンジニアは育たない。


  3. 「言語にJavaがないのは致命的」

    大多数のエンジニアが従事する業務システム、特に大規模業務システムでJavaは必須言語であり、日本の大規模システム開発(業務システム)でRubyを採用しているシステムはゼロだ。

    1万人月を超える大規模システムではJava以外の選択はないと考えてよい。

    情報配信型WEBサービスの「Cookpad」や「食べログ」はRubyを採用しているが、障害が発生しても大きな損害に直結しにくい。

    業務システムでの障害は、事故扱いとなり損害が発生するケースが多い。

    業務システムと情報配信型WEBサービスでは求められる品質も規模も全く異なり、この違いが品質管理が容易なJavaか、品質管理が困難だが安価に開発できるRubyなどの言語を選択するかに判断が分かれる。

    「リクナビ」や「スーモ」は、情報配信型WEBサービスのように見えるが全く異なる。

    業態が元々存在するので「十分な予算」がありJavaが採用されている。業務システムと同様で障害は事故扱いで損害が発生する。

    最低でも数十年使用する業務システムと、短命な情報配信型WEBサービスでは、開発規模(予算、工数)も体制(人数、要求スキル)が全く異なる。

    プログラミングスクールで学ぶなら、長くシステム開発業界で仕事を続けるられるスキルセットを学ぶべきである。


  4. 「配信型プログラミングスクールだが9ヶ月の制限有り」

    配信型(動画)プログラミングスクールで配信期間制限があるのは理解しがたい。

    サポートの打ち切りはあって良いと思うが、配信の受講に期間制限を設ける意図があるとすれば、サーバー負荷を減らしたいだけであり、教育機関として理解しがたい。


  5. 「卒業率非公開(卒業できない受講者数が多い)」
    RUNTEQ(ランテック)は週25時間、9ヶ月の学習を推奨している。カリキュラム(シラバス)は以下の通りだ。

運営会社RUNTEQについて

企業情報では資本金が「未記載」であり、入居中のビル「〒150-0042 東京都渋谷区宇田川町36-6 ワールド宇田川ビル5階B室」は1975年竣工の築50年のビルで評価は低い。

企業情報では「新型コロナ感染拡大防止の観点から全従業員テレワーク(在宅勤務)に移行しております。お電話が繋がりにくい可能性がございますので、お問い合わせの際はお問い合わせページからご連絡を検討頂けますようお願い申し上げます。」の記述があり、電話連絡先が記述が企業説明にない。

プログラミングスクールを運営をしている企業の総合受付が繋がりにくいことは考えにくく、経営体質に疑問の残る。

引用元 株式会社RUNTEQ - 企業情報

教室がなくZoomなどのリアルタイム双方向サポートもない

プログラミングスクールは性質上教室で質疑応答が必要だが、RUNTEQ(ランテック)には教室はなく、教室での質疑応答に近いオンラインサポート(Zoomなどでリアルタイム双方向で質問可能)もおこなっていない。

経営者はWEB系プログラマ?

経営者のYouTubeの配信を見た率直な感想は、プログラマ的な発想で「要件定義→基本設計→詳細設計→製造→試験→教育→運用」というシステムの開発の全行程を俯瞰的にみることができていない。

経営者は大規模業務システムに上流工程に従事した経験はないのではないか?と思う。

現役エンジニアや新卒はどのように学んでいるか?

配信型(動画)のプログラミングスクールで学ぶより、洗練された書籍で学んだほうが短期間で技術習得が可能だ。配信型(動画)で学ぶ現役エンジニアはゼロと言ってよい。

未経験者も同様で多くのシステム開発事業者(SIer、メーカーなど)は書籍とOJTが中心になる。

表現は乱暴だが「配信型でチンタラ学んでいるような技術者は現場ではやっていけない」というのが率直な意見だと思う。・・・続き「現役エンジニアや新卒はどのように学んでいるか?」

Python、Ruby、PHPの特徴

小規模開発ではPython、Rubyを採用するケースもあるが、Python、Ruby、PHPなどの変数宣言を必要としない言語(動的型付け言語)は品質を担保することが困難で、システム開発に向かない言語とされている。

Pythonは生成AIの開発に必要なライブラリが充実しており、生成AI関連では採用されることが多い。

小規模かつアジャイル開発のようなスピード重視の開発に採用されるケースはあるが、決められた「品質」「予算」「納期」を実現する言語としては適切ではない。

Python、Ruby、PHPはいずれもインタプリタ言語であり、処理性能が重要な大規模システムではボトルネックになる。それぞれ非公式なコンパイラもあるが、信頼性が低く採用できない。

Ruby on Rails

Cobol、C++、Javaの特徴

Cobol、C++、Javaなどの変数宣言が必要な言語(静的型付け言語)は品質管理が容易であり、コンパイル言語なので実行速度も速い(厳密にはJavaは中間言語)。

システム開発で重要なことは「品質」「予算」「納期」だ。変数宣言が不要であったり、スコープが曖昧な言語は、動かすことは簡単だが品質管理は難しい。

変数宣言が必要で言語仕様が明確なコンパイル言語は、正しく記述しなければコンパイルエラーで動かない。

動かすことが面倒な言語だが、システム開発で重要なことは「品質」「予算」「納期」であり、これらの条件に沿った言語だ。

「Ruby」を教えるのは簡単だが「Javaは難しい」

プログラミングスクールでJavaが学習対象にない理由は明確で「教えるのが難しい」からだ。Javaはオブジェクト指向で変数宣言が必須でありコンパイル言語だ。

書いたプログラムをレンタルサーバーにアップロードすれば動かせるPython、Ruby、PHPとは違い、JVMを起動させる必要があるし、WEBシステムならJVMと連動させる必要もある。

プログラムを書いてもコンパイルしなければ動かない。コンパイルでエラーがあればコンパイルすらできない。

Python、Ruby、PHPはインタプリタなので書けばなんとなく動くが、Cobol、C++、Javaは違う。

つまり、Cobol、C++、Javaを避けて、Python、Ruby、PHPを教えたがるプログラミングスクールは、現実のシステム開発を知りつつ、大多数のエンジニアが従事する業務システム、特に大規模システム(業務システム)ではまったく意味がないことを教えているボッタクリスクールと言える。

現役エンジニアや新卒はどのように学んでいるか?

配信型で学ぶより、洗練された書籍で学んだほうが短期間で技術習得が可能だ。配信型で学ぶ現役エンジニアはゼロと言ってよい。

未経験者も同様で多くのシステム開発事業者(SIer、メーカーなど)は書籍とOJTが中心になる。

表現は乱暴だが「配信型でチンタラ学んでいるような技術者は現場ではやっていけない」というのが率直な意見だと思う。

通常の学習や、受験、試験でも同様なことが言えるが「いかに要点を短くわかりやすくまとめた参考書」を見つけられるか?は学習を進めていく上で最も重要な技術の1つだ。

技術習得も同様で、自分にあった「いかに要点を短くわかりやすくまとめた技術書」を見つけられるか?は、システム業界で生きて行く上で必須能力になる。

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銀行、信販、クレジットカード会社、フィンテック企業などが提供しており「無担保融資」「担保融資」「キャッシュフロー融資」など、さまざまな種類がある・・・  続きを見る 

コーディング規約 コーディング規約

コーディング規約が必要な理由は、だれもが好きなようにコーディングしてしまうと、可読性が極めて低い、読めないソースコードが出来上がってしまうからだ。

大昔、VBで変数に日本語(2バイト)を使ったアホがいたが、こういうアホや、for文のカウンターに、i、j、k、などはよく使用するが、i1、i2、i3・・・・のようなマジで読めないソースコードを書くアホを駆逐する為にコーディング規約は重要だ・・・  続きを見る 

ソースコードは英文 ソースコードは英文

プログラムは英語そのものだ。if、for、switch、do while、public、private、add、get、set、put、trim、claer、remove、などなど。

問題は英語ができない日本人にとって、forも、ifも、switchも、すべてコマンドとして認識しており、クラス、メソッド、プロパティ、変数もそれぞれ、単なるコード(バーコードようなもの)化してしまう・・・  続きを見る 

コメントは必ず書く コメントは必ず書く

どのようなクラス、メソッド、プロパティにもコメントは必ず書く必要がある。コメントの記述ルールもコーディング規約で細かく定義する必要がある。

コメントとは補足と考えているプログラマーもいるが(特に英語ができるプログラマー)、コメントは設計書の一部と考えるべきである・・・  続きを見る 

命名規約 命名規約

プログラムの製造(開発)における命名規約は、可読性を担保するために必須の規約だ。

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